■ 試打レポート === ドクターK クラブ日記 === |
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あらゆるヘッド・シャフト・パーツ等の試打結果をレポートするコーナーです 選択の参考に! 菊地清治
◆ 三浦技研 PP9005G & ATTASシャフト
更なる飛距離を追及した ヘッド!! ◆ PASSING POINT 9005 Genesis ◆
① クラブデータ
軟鉄ボディ(S20C)+高反発フェイス(455カーベンダー特殊鋼) 飛距離を追及したヘッド
ヘッドは、ポケットキャビティ・・・こんな感じ 「 易しそう 」
◆試打スペック ○#7ヘッド 重/256g ロフト角/24°ライ角/60.5°
以前のレポートでもテストしましたが、ヘッドスピードの出るシャフト ATTAS との組合わせ!!
== 37インチ 382g D0.0 270cpm ==
◆ ユピテルデータ 今回は、アイアンですが・・飛距離追及。。。 で !!!
PP9005Gのショットの次に直ぐにMB5005のショットデータをとってみました
2打とも良いショットでしたが、PP9005Gのボール初速 59.1m/s は 早い!!
5005のショットは自分のクラブとほぼ同じデータですが・・ 10yの差・・
② 弾道データ
打感は、弾き感のある手ごたえで、カーボンシャフトでもあり、UTに近い柔らかい打音です♪
PP9005Gは、ややストロングロフトの特殊鋼(455カーペンター)フェイスでボール初速がアップ
このヘッドとATTASアイアンシャフトの組合わせは・・最高飛距離をマーク!!
■ ヘッドスピード別データ
A 35 ~ 37m/s (男性の平均的なヘッドスピード) ※1W 40~42m/s
○ヘッドスピード 36.5m/s ○ボール初速 51m/s ○ミート率 1.39 ○飛距離 155y
#7アイアンの平均ミート率は 1.33~1.35 ・・・ ミート率 1.39 初速 50m/s は 早い!
最高到達 25~28y は高弾道で、スピン量はやや少な目で飛距離のでる放物線
飛距離(キャリー150y~)は充分で、やはり飛びます
早めのヘッドスピードで振ってみました ♪
「やっぱり 飛ぶ ~ 」
B 38 ~ 40~m/s 弾道別データ
○ ストレート ○ フック ○ スライス
ストレートのキャリーが 180y 前後で自分のアイアンと比べ10y~13yの飛距離が出てます
やや少な目のスピン量で、高さは最高到達点34y~でかなり高弾道です
フックは更に5y~7yの飛距離アップ スライス系ではスピンも5900rpmで充分!
○最高ヘッドスピード 43.1m/s ○最高ボール初速 59.1m/s
「ATTAS アイアン はスピードが出るシャフトです 」
③ おすすめゴルファー
○ 飛距離のほしいゴルファーには是非おすすめしたいヘッドです
○ キャリーを伸ばし高弾道で飛距離アップを目指すゴルファー
○ ショットのバラつき、飛距離のバラつきがあるタイプ
○ 易しいヘッドでミート率を上げたいゴルファー
PP9005Gはストロングロフトですがかなり高弾道でキャリーがスゴイ・・最高到達は38y~
シャフトの ATTASアイアン も良くマッチングします。 スピードアップには お勧め ^ ^ ♪
ボール初速が早く超高弾道・・・これまでの#7アイアンでは 最高ミート率&初速&飛距離 Good! Dr.K
◆ ミステリー CF455 & フジクラPLATINUM
● クラブデータ = 試打クラブ実測データ =
□重量 198.2g □重心高 36.5mm □重心距離 37.5mm □重心深度 36.5mm ±
シャフトは、フジクラ の最高級モデル ◆ プラチナム スピーダー ◆
なんと・・ 90t ! 超高弾性90tカーボン をフルレングスに積層 世界初です!!
プラチナム 5 S を装着 グリップは個人的に愛用しているパーフェクトプロ
□スペック 45.75inch 306g D2.0 259cpm 10.5° シャフト 55g グリップ 49.3g
今回は、ミステリーヘッドとフジクラ最高級の90tカーボンのプラチナムの贅沢な組み合わせ!
試打データは、ミート率&ボール初速がテーマ! データが楽しみです
ヘッドはこんな感じ・・・実は自分の好きなモデル チョット・・洋ナシ型 ^ ^ ♪
打感はミステリーのヘッドらしくややソフトでGOOD! 打音は弾きを感じさせる心地よい音です♪
シャフトは、42~46m/s 位のヘッドスピードに合わせたスペック 5 S ですが、早いスピードでも
充分な撓り戻りの速さを感じ、シャフトで振り遅れてる感じは受けません
== トップからの切り返しは粘り感もあり、ハーフウェイダウンまでスムースな撓り感 ==
== リリース後は非常に走るシャフトで、ヘッドスピードUP! さすが 90t カーボン ==
● 弾道データ ヘッドスピード別でデータを取ってみます
① 42~44m/s ② 45~47m/s ③ 48m/s ~
打出し角度はやや高め(15°~16°)でスピン量はやや低め(2200~2400rpm)の数値でした
弾道はやや高めの打出しですが、ちょうど良い放物線の中弾道でランも出る着弾角です
試打では 43~46m/s での弾道が軽いドローで最も安定していました。 これは、シャフトスペック
(5S=259cpm)がこのヘッドスピードで合っていて、タイミングが取りやすかった結果です
早いスピード(48m/s~)では、やや右に出ていましたが、低スピンで距離は出る弾道です
①~③のデータでは ① 43.3m/s 軽いドロー(354rpm)中弾道(到達点27.7y)がベストショット!
次に、フックとフェイド、ハイショットを比較してみました
④フックは低スピン過ぎてキャリーがダウン・・Sorry ⤵ ⑤フェイドが飛距離、弾道ともベスト!
⑥ハイボール(最高到達40.9y)は かなり高弾道です。ハイスピン(3800rpm)過ぎて飛距離はダウン
タイプによりますが、ロースピン系のゴルファーはストレート~フェイドが距離が出ます
スピン量の多めのタイプは、ストレート~ドローで最大飛距離を!
最後に、「SKY TRAK」 と 「 ユピテル 」 でボール初速&飛距離に挑戦。。。頑張って振ります!
□ SKY TRAKデータでのベストデータでしたが、右へのプッシュショットで・・・
□ ユピテルデータでは、73.7m/s がベスト・・ 初速73m/s~はかなり良いデータでした
● おすすめゴルファー
中級者~上級者の飛距離を求めるゴルファー
フェイドヒッターでもっと飛距離を伸ばしたいゴルファー
CF-455は弾道を打ち分けたい上級者にもお勧めのヘッドモデルです!
プラチナムシャフトはヘッドスピードUPにはかなりお勧め。 要フィッティング。
今回は、フジクラの90tカーボンのプラチナムシャフトと好きなCF-455モデルで興味津々の試打でした
データは合格! いいクラブですね Dr.K (^_-)☆
◆ 三浦技研 CB1008 |
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■ MIURA CB1008
サイズは、コンパクトなハーフキャビティ・・といった感じですが、易しいフォージドモデル
重心距離はサイズ通り短めで重心高も低く、操作性は良くボールは上がりやすいデータです
ロフト角は #5アイアン 27°~ PW 47°とオーソドックスな数値です
プログレッション2.0(#3)~5.0(PW) グースが気にならない程度の数値で GOOD !
■ #7 試打スペック シャフト:MODUS 105 S / グリップ:エリートTD50
□ヘッド重量 270.7g □シャフト重量 98.2g(カット後) □グリップ重量 49.8
□スペック ロフト 34°ライ角 61.5° 37.0inch 422g D2.0 326cpm
□重心距離 33.0mm □重心高 20.0mm (弊社計測)
ロフト角は #5アイアン 27°でオーソドックスなフォージドモデル
ソール幅も19mmあり、低重心で易しいタイプですが、コンパクトなモデル
構えた感じは三浦モデルらしい操作性の良い感じをうけます ・・いい感じ ^ ^
■ 弾道データ
MODUS TOUR105 は、やはり軽く振りやすいシャフトです (^ ^
重量はTOUR120Sより 8~10g軽く、振動数としては逆に高めです(半フレックス程度硬め)
今回も MB5005 と同様に弾道別にデータをとってみました
●先ず、自分自身の持ち球でのデータです 【右打出し1.6° 2 ピン程度のドロー】
打感は、かなりマッスルに近いソリッドな手応えがあります。 バックフェイスの厚みの効果ですね
MODUS105S は #7 I のスピードが 40m/s ~ で振ってもあばれ感や、癖は感じないシャフトです
軽さはありますが、フレックスはしっかりしてますので、オーダーの際はフィッティングを !
弾道はMB5005 のデータと比べると 打出し角が約1°高めで、高弾道です
【MB5005参考 : ヘッドスピード41.2 ボールスピード 52.8 打出し 19.0°スピン 5636 】
● 次に、弾道別のデータです
◇ ストレート 最高のスピン量は6000rpmを超えてました。捕え方でスピン量も充分で高弾道
◇ フェイド 大きめのアタックアングルのフェイドで打出し&スピン量は低めですがキャリーは充分
◇ ドロー シャロ―なアタックアングルの軽いドローで高い弾道です。最高到達点は35y 高い!
このヘッドは掴まりも非常に良く、特に高い弾道が非常に打ち易いモデルです
打出し角が 22°かなり高いアングルから 最高到達点 フェイド38.5y フック38.6y 高い !
プロツアーの#7アイアンの一般的な高さは、30y前後ですので、かなり高い弾道もOKです ♪
これだけ高いアングルで打ち出してもボール初速が落ちず飛距離も出てるのは・・使えます
● おすすめゴルファー
易しいフォージドモデルで、初級者~上級者まで幅広いゴルファーが選択OK
易しいクラブを使いたいが、操作性のよい本格的な「軟鉄鍛造ヘッド」を求めるゴルファー
ボールが上がらない方、高い弾道で攻めたい方は是非お勧め !
シャフトのマッチングは、スチール~カーボンまで幅広いセッティングが可能
CB1008は、コンパクトで打感もソリッドな感じですが、かなり易しく使えるモデルです (^^♪
MODUS105 の試打でしたが、かなり掴まりも良く、操作性の良いヘッドです
今回の試打クラブでは、ハイドローの弾道がすごく打ち易かったのが強い印象でした Dr.K
◆ ミステリー SW 211S |
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今日の試打レポートは、気になるブランド = THE MYSTERY = ◇ MYSTERY 211 ◇
◇ ストレートの 211S ◇ グースの 211G
今回はストレートの 211S を試打してみました
ソール幅 が広めでややラウンドソール、控えめのバンス角・・ボク好みでこんな感じ ^ ^
■ ロフト角 57° ライ角 63° バンス角 10°
ネック一体の軟鉄鍛造(S20C) もちろん姫路製!
ワイドソールでバンス10°と控えめで球を拾いやすいリーディングエッジ
構えた感じはストーレートネックがセットし易く、オーソドックスなややティアドロップ型
リーディングが拾いやすさを感じさせ、開いても違和感無いですね
打感は GOOD! 素材のS20C、形状がオーソドックスで音が良い ♪
ボールの喰いつき感もいい感じ! スピン量も充分
■ 85~90ヤードでのバックスピン量を計測
バックスピンで戻る目安は 10,000回転 ですが、問題なくクリアー
ドロー回転が290rpmでのショット(右図)でも10410rpmとスピンは充分でした
打出し角 30°~31°での10000回転を超えるのも喰いつきの良さのデータですね
■ おすすめゴルファー
基本的に中級者~以上であればシャフトの選択とロフト・ライ角の調整で問題なく使用OK
バンスが10°と大きくはないので、バンカーではエクスプロ―ジョンが必要。ソールを使えれば
広めのラウンドソールが威力を発揮してくれます。
アプロ―チのようにバンカーショットしたい方は、211G の方をおすすめ
リーディングバンスは少な目なので、ライの良いフェアウェイから拾うイメージも出しやすいですね
基本的に閉じたり、開いたりして操作をしたいゴルファーには是非使ってほしいウェッジです Dr.K
◆ 三浦技研 MB5005 |
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1 【 ヘッド考察編 】
■ 三浦技研 MB5005 S25C Wニッケルクロム・サテン仕上
バックフェイスの15gの重量を再配分。。サイズアップ、ソール幅の増大、低重心化・・・等
インパクトスポットの拡大、マッスルバックの操作性を高レベルで両立・・・!!
シェイプも綺麗で「カッコイイ!!」 でも、易しいマッスル・・って感じです さっそく、ヘッドデータの計測を・・
◇ヘッドデータ 重量257.2g 重心高 20.5mm 重心距離 35.5mm (弊社計測)
ヘッド重量は、平均的なマッスルモデルの重量です。
やはり重心高は20.5mmと低い! 重心距離もマッスルらしい短めです。
データからも、マッスルの操作性で幅広いスィングタイプに合うモデルです
シャフトとのマッチングは、5003モデルよりやや選択肢が広がりますね
重スチール~中重量スチール、90g~の重めの低トルクカーボン・・
ソール幅、重心高からも、かなりシャローなアタックアングルでも問題ないインパクトを迎えます
シャフトによっては、スィープタイプのスィングでも充分に芯で捉えた高弾道が得られます
今回のシャフトは、MODUS TOUR125 S 「テストしたかったスペックです ^ ^ 」
②試打スペック #7/MODUS125 S
MODUS125SはDGS200とほぼ同じ重量帯ですが、硬さは1番手程度柔らかめり感もDGと違い、
ハーフウェイダウンからシャフト全体が撓ってインパクトを迎える感じ
DGと同じ重量でも、試打データはヘッドスピードはやや出ていました
セットアップから見て、フェイスは感じはこんな感じ・・三浦マッスルらしさは健在
プログレッションは5003より小さめで、ソール幅も広く安心感があります
トゥからネックへのテーパーは掴まり感も与えてます。 そしてシャープな感じ !
掴まり感があるトップです ^ ^ ①ハーフウェイダウン ②フォロー~フィニッシュ
先ず、MODUS125 の振り感は、やはり GOOD!
左画像①ハーフウェイダウンでは、程よいシャフトの撓りを感じインパクトを迎えます
右画像②インパクト~フォロー は自然なシャフトの撓りに任せフィニッシュへ・・
重さは充分なのにそれを感じさせない振り感・・「 いいシャフトですね~!」
打感は、三浦モデルらしい 良いインパクト音 がします
マッスル独特のソリッドなコンタクトも手ごたえ充分です。 フェイスへの喰いつきもいい感じ
「 やっぱり 三浦技研の軟鉄マッスル の打感は最高です 」
■ 試打データ
今回の試打では、ヘッドを活かした弾道の打ち分けによるデータを取ってみました
● 先ず、自分自身の持ち球でのデータです 【 1.9°右打出し 2 ピン程度のドロー】
#7アイアンとしてはややスピン量が少なめで距離が出ます。
( 自分のマッスルは#7で6000rpm程度ですが、5600~5800rpmのデータでした )
重心位置がスピン量と距離に出ています。ユピテルデータでもミート率は#7として良い数値です
● 次に、弾道別のデータです
◇ ストレート ◇ フェイド ◇ ドロー
◇ ストレート 自分のマッスルの打出し角とスピン量は 18~18.5°で#7で約6000~rpmです
数値では約3~5%のスピン量が減少、打出し角も~1°程度高めで
◇ フェイド ややダウン気味に入れてるフェイドですが、距離が出る強い弾道です
打出し18.5°スピン量5673rpm サイドスピン487rpm 「 これは使える! 」
フェイド系の弾道でも、ボールスピード53.3m/sと早く、飛距離が出るのが魅力です!
◇ ドロー 右からの強めのドロー。 スピン量が少し減少4864rpm 。更にかなり距離が出てます
右打ち出し3.3°ですがしっかり戻ってきます。掴まりもいい感じです。
◇ 低弾道 ボールは1個右にセット。打出し15.2°最高到達点26.4yの低弾道です
スピン量は5126rpmと入射角なりの適度な数値で、風には使えるデータです
当然キャリーは落ちますが、着弾からのバウンドとランはデータよりもっと計算してOK
◇ 高弾道 ボール1個左にセット。入射角を浅くし打出し20.1°と高い弾道です
インパクトロフトが大きくなるので、ボール初速は51.7m/s とやや減少
スピン量も6078rpmと増大し、距離はやや落ちますが、最高到達点は35yを超え
高さは充分出しやすいモデルです
■ おすすめゴルファータイプ
MB5005はマッスルとしてはサイズアップし、これまでに無い安心感を与えてます( 5003より1.5mmサイズアップ)
プログレッションは5003より小さく、スィープ気味に捉えられる易しさもあります
重心高20.5mmは入射角を問わず、短い重心距離はマッスルらしい操作性を持っています
シャフトの選択をしっかりすれば、中級者~から充分使えるマッスルです
競技思考のゴルファーはもちろん、レベルアップを目指す中級者には是非使ってほしいモデルですね
シャフトのマッチングは、中重量~重量級スチールか、中調子低トルクの 中~重量級カーボン
◇ スチール【例】 MODUS 105/120/125
同じフレックスでも硬さが異なるモデルなので、しっかりフィッティングを!
◇ カーボン【例】 ATTASアイアン
80モデル (S トルク2.6) 10モデル (S トルク1.9)
今回のモデル「MB5005」はマッスルとしては本当に安心感もあり、使えるモデルです
自分自身はスライス系は殆ど打ちませんが、今回はフェイドのデータが気に入りました
「 ボクは、MODUS125を装着し使用したいと思います 」 (^_-)-☆ 1月9日 Dr.K
◆ ロマロ Ray α 徹底試打 最大飛距離に挑戦!! |
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1 【 ヘッド考察編 】
ヘッドは460ccで、これまでのシリーズに比べフェイスが高いディープタイプですが
厚さうを全く感じさせないヘッド形状で、オーソドックスな非常に癖のない形状です
455LXに比べロールとバルジ(丸み)がやや少な目の設計で、セットアップしたときに
ロフトとフェイス面が大きめに見え、クラウンの適度な大きさも加え非常に安心感があります。
◆ 当工房での診断・計測値
重心位置は正確に中心部にあり、このヘッド厚(最大62mm)でソールから32mmの高さは
多くのクラブの中でもヘッド厚からの比率が低く、高弾道、ロースピンの飛ぶ弾道のヘッドですね
更に、クラウンは0.4mm、フェイス厚は2.6mm~2.8mm、中心部でも2.9mm
反発係数がルール内最大値までのフェイスで、ヘッド全体のスプリング効果も期待できる構造です
重量199g 重心距離は約40.5mm 平均的で、シャフトのフィッティングで幅広く使えるタイプです
◆ 試打クラブ スペック 5SR== 45.75inch 300.8g D1.5p 249cpm ==
6S == 45.75inch 312.5g D3.0p 261cpm ==
今回のヘッドは、10.5°/ATTAS6 5SR 9.5°/ツアーAD MJ 6S
リアルロフトは 9.5°⇒ 10.5° 10.7°⇒ 11.5° ハイロフト モデル
2 【 試打データ編 】
打感は、弾き系ヘッドらしいソフトな金属音で、重心近くで捉えた時は厚み感もある打音になります
更に真芯での手ごたえは、ヘッドの撓みを感じ、スィートスポットらしい非常にソフトな感じです
試打は、 ヘッドスピード 10.5°42m/s~45m/s 9.5° 46m/s~50m/s でテスト
◆ 10.5°/ ATTAS 5SR ヘッドスピード 44~45m./s
リアルロフト11.5°のヘッドらしく打出し角度は16°~18°で高めの打出しです
ただ、スピン量は非常に少なく2000~2200rpm かなりロースピンです
SKY TRAK の距離データも 250~260y と充分な飛距離です
◆ 9.5°/ ツアーADDJ 6S ヘッドスピード 48~50m./s
9.5°では更に200~300rpm程度のスピンが減少します。ただ打出し角は高めで15~16°
私自身がドロー系の持ち球でロースピンという事もありますが、スライスで打ってみても(右図)
やはりスピン量は2100~2500rpm程度で、距離も落ちてません
○ フック (275y~280y) ○ スライス (270y~278y)
ヘッドの分析でも示した通り、重心が中心部の低い位置で理想的なポジションdす。効果バツグン!
◆ ユピテル H/S & B/S データ
ミート率 ■42~45m/s 1.45~1.50 ■48~50m/s 1.40~1.46
11.5°のリアルロフトのヘッドでもボール初速は非常に速いデータです
このヘッドは特に真芯で捉えた時のボールスピードの上がり方が大きいのが特徴です
芯で捉えた打感の変化や今回のテスト結果からも、スプリング(ボディの撓み)効果ですね
シャフトのフィッティングをしっかりしてスペックを合わせれば最大飛距離を出せるヘッドです!
◆ おすすめゴルファー
ヘッド形状としてはオーソドックスなタイプで幅広いゴルファーに対応できるモデルです。
ロフトは、フェイスのロールとバルジ(丸み)が少な目になってリアルロフトの計測値もやや大きめで
それぞれのインパクトロフトのタイプにもよりますが一般モデルより大きめの選択がGOOD!
シャフトは選ばないタイプのヘッドです。芯で捉えた時の高いミート率を活かすフィッティングを
長さはスイングタイプにもよりますが、ヘッド重量からみて45.75インチ~でもOK
ドローヒッター、H/Sの速め(45m/s~)の方は標準の長さ45.25~45.5程度をおすすめ
ただ、超ハードヒッター(48m/s~)はリアルロフトとフェイスアングルの設定をしっかりする事!
多くのゴルファーが間違いなく最大飛距離を狙えるヘッドのひとつですね
2015.11.4 ドクター K
最大飛距離に挑戦しました ボールスピード 73.8m/s 飛距離 280.8y プッシュですが・・f^_^;
◆ USTマミヤ ATTAS EZ ハイブリット用シャフト 編 ◆ |
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ヘッドは ロマロ Ray UT TypeR 24°/ ATTAS EZ 85 S
今回は、ユーザー様の協力の下、試打データを頂きました Kさん 感謝々 m(_ _ )m
■ スペック == 39.75inch 372g D1 283cpm ==
前モデルのATTAS HY85S を使用してましたが、「少し硬いかな・・」との事でした
同じハイブリッド用シャフトですが今回の 【 ATTAS EZ 】 は剛性値が大きく異なります
前モデルの振動数は298cpm(硬めのS) EZ は トリミングで 283cpm(柔らかめのS)
このデータからも解りますが、前ATTAS HYより低い剛性で柔らかめに仕上げです
■ 試打データ == H/S 42~3m/s の ユーザー様 データ ==
スイングから見ると軽いドローがベストショットのKさんのデータです
シャフトは85Sですが、SR程度の柔らかさで「振りやすい・・」とタイミングが取り易いようでした
データ①右1.7°打出しのドローがベスト弾道です。ややスピンが多めですが24°としてはOK
データ②ではフェード回転でしたが、厚めの当たりでスピン量が4763回転(適正)で距離は充分!
ショット全体的に右打出し角が一定で、タイミングがよくデータ的にも硬さが合ってると言えますね
■ おすすめゴルファータイプ
非常に癖を感じないシャフトに仕上がっており、多くのゴルファーに合うモデルです
このシャフトは、剛性分布からも撓りを活かした仕上げで、飛距離は充分出るタイプです
ヘッドスピード42~3m/s位のゴルファーはSでOK。リシャフト時の調整でべストスペックを!
ヘッドスピードの更に速いタイプはしっかりしたスペックの選択と調整が必須。。
ただ、最後に早めのスピードで試打してみましたが、シャフトの暴れ感は少ないですね
●参考データ H/S 44.5m B/S 61.3m L/A15.5°S/S 634rpm B/S 4467rpm Carry 204y
少しフックが強いデータですがやはりヘッドスピードと距離は出るシャフトです
飛距離の出したいゴルファーは自分のジャストスペックよりやや柔らかめをお勧めです!
ATTASはアイアンもそうでしたがハイブリッド用も撓りのあるテイストを全面に出してるようです
私自身は、アイアン同様にジャストフレックスよりやや柔らかめで重めのモデルを装着したいですね
NEWATTASシリーズはFW用EE、UT用EZ、アイアン用ともに撓りを活かした剛性値です
ご参考に・・そしてさらなる飛距離アップでアドバンテージを !! 10月22日 Dr.K
◆ USTマミヤ ATTASアイアン DGS200と徹底比較 編 ◆ |
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テストは 【 RomaRo MCヘッド 】 DGS200 対 ATTAS の徹底比較!
■ ロマロMC/ATTASアイアン 10S 38.0inch 420g D2 301cpm
■ ロマロMC/DGS200 37.75inch 443g D2 336cpm
ヘッドは 【 ロマロ MCアイアンヘッド 】 #7 約270g 32°
ATTASアイアンは今注目されてる重量カーボン 100g を装着しました。それでも23gの差。
硬さはかなり柔らかめ。 35cpm の差で1.5フレックス位違います
ATTASアイアンは、タングステンをカーボンシートに配置しバランスが出るモデル
今回の試打クラブも、38.0インチ ノーウェイトで D2 はシャフトバランスGOOD!!
どんなデータが出るのか期待が高まりつつ早速テスト (^_^)v
先ず振り感ですが、カーボン特有のヘッドへ重さが偏りすぎる感じはありません
これは製造過程で金属パウダーの配置を考えた効果と思います
次にしなり感ですが、DGS200と比べるとかなり柔らかい振り感です
最初は軽さにタイミングがやや取れなくプッシュ&フック でしたが
この硬さ(301cpm)で意外にもシャフトがついて来ない感じはありません
■ 打感
【ロマロMC】 はマイルドで心地よい打音のヘッドですが、DG装着モデルはソリッド感も充分。
ATTASアイアンはよりソフトな打感です。今回の試打が 10S なのでボールコンタクトでは
つぶれ感もあり、カーボンとしてはより芯を感じるインパクトを体感します。
■ 試打データ (DGS200とATTASの3球連続試打データです)
① ロマロMC/DGS200 37.75inch 443g D2 336cpm
② ロマロMC/ATTASアイアン 10S 38.0inch 420g D2 301cpm
■ データ分析
先ず明らかにヘッドスピードが上がってます(+1.2m)。これは今回の10Sでもかなり柔らかく
シャフト全体が撓るタイプのシャフトに仕上がってるのが効果的です。
ボール初速は非常に早く(+3.8m/s)カーボンとしては厚いインパクトを感じます。
打出し角、高さに弾道の違いは見られません。これはATTASの100gの重量が関係してますね。
ただ、スピン量が減少し(-677rpm)ボール初速がかなり早いので飛距離が出ます。
ランを計算した攻めが必要ですが私のフック系でも4800rpm位であれば問題はないと思います。
飛距離の+18.1yは今回約42m/sのヘッドスピードで10Sでのデータですが、明らかに1番手
は飛ぶと思われます。 ※ ユピテル計測でも ボール初速 △2.6m/s 飛距離 △7.7y
おまけでATTASの最高データを目指し振ってみました (;^_^A
ATTASアイアン最高ボール初速 59m/s・・飛ぶ! 「 そろそろカーボンに・・かな」 (・_・;)
¥
■ おすすめゴルファータイプ
ダイナミックゴールドやMODUSといった重いスチールシャフトで飛距離が落ちてきたゴルファーは
GOOD! 80S~10S 以上の重量級モデル。47m/s~の方は 10SX でもOK!
スチールの粘り感が好きな方も、このシャフトは独特な粘りを感じタイミングが取りやすく違和感なく
移行できますね。更に飛距離も期待できます。
ヘッドスピード平均~42m位の方はやや重め80g~で軟鉄キャビティに装着がおすすめ!
競技思考のゴルファーは 80S~10S、10SX で軟鉄ハーフキャビティとの組合わせでOK
今回はダイナミックゴールドとの比較でしっかり振ってみましが、データは顕著にでました。
カーボンで、飛距離が伸びるのは当然予想できる事ですが、ATTASシャフトの振り感が今までの
カーボンとは違う印象です。個人的には粘り系のシャフトが好きなのでこれは GOOD でした。 10月14日 Dr.K
◆ S-TRIXX Shock Wave BLACKシリーズ 編 ◆ |
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■ シャフト全長に弾性率80tの超高弾性炭素繊維を使用した NEWショックウェイブ!
超弾性の特徴で走るシャフトなので、早目のH/Sでテスト スペックは 60g S
フレックスは、60S で振動数 260cpm ~で通常の60S位の硬さですが
48m/s ~で振っても、暴れ感は全く感じませんでした。落着いた振り感です
ユピテルデータを見てもかなり厚い当たりでボールスピード72.5m/sを計測 ミート率もGOOD!
B/Sが計測出来ず残念でしたが H/S は51m/s~も計測。スピードアップが期待できるシャフトです!
多少のミスヒットでも当たり負けは少なくミート率も下がりずらいシャフトなのは
低トルク設計シャフトの特徴です。。50gLiteでトルク3.7のモデルはあまり類を見ませんね
ただ、低トルフシャフトのリシャフトは確実な振動数フィッティングを。。スペック選択と調整が必須 !
振り感が落ち着いた感じなのは、素直なタイプの剛性分布(カタログ参照)でも解ると思います
更に飛距離を求める方は長尺でもミート率は充分期待できるシャフトです(試打は実寸45.75)
NEWショックウェイブ、旧モデルとは全く違った印象。。高品質シャフトに生まれ変わってました
私自身は、60Xを46インチの長尺≒272cpmで飛距離重視の仕様で使ってみたいですね 10月5日 Dr.K
◆ USTマミヤ ATTAS 7 編 |
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■ USTマミヤ から9月11日発売!の = ATTAS G7 =
新素材 東レ-T1100G -を使用の弾きを全面に出したモデルです
弾き系という事で、手元硬めで先が動く先入観を持ちつつ試打・・・
◆ 試打スペック ATTASG7 6S 45.25inch D2 317g 262cpm
6S 振動数262cpmの試打スペックという事で先ず H/S は45m位でデータ取り
試打がリアルロフト11.5°のヘッド」データとしてはまずまずの結果です
多くのゴルファーが使用する ユピテル のデータでは 44.7m/s で 初速65m/s を超えてます
弾き感はありますが硬すぎない剛性分布のようですね
手元剛性が強すぎると振りずらさを感じさせもしますがこのモデルはいい感じの撓り感
弾き系で飛距離重視のモデルとしては手元の剛性も強すぎ中間剛性も強すぎずGOOD!
逆に先端剛性は思っていたより柔らかすぎず、長尺でも対応OK
H/S 48m/s 以上でのデータも吹き上がりもなく悪くない結果ですね.
48m/s を超える方は6Sだとやはり手元剛性がやや頼りない感じです
今回の試打は52gグリップを装着で総重量はD2で317gを超えるので
リシャフトではグリップ重を50g以下にして総重量も315g以下で仕上げたいですね 9月27日 Dr.K
◆ トォルーテンパー DG PRO 編 |
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■ TT社のNEW シャフト 「DG PRO」
=== ヘッドRomaRo MC#7 === テスター Dr.K ・・ の名前でデビューです ^ ^
=== 37inch 426g D1.5 319cpm === フロー設計
■ メーカー の 弾道イメージ
■ 試打データ
データ ① H/S 36m/s データ ③ H/S 41m/s データ③ NS950S H/S 36m/s
DGPROは R300装着モデルですが やはり スピン量はやや少な目です
私の持ち球はフック系ですがフック回転がやや多めのデータ③NS950よりも
同じ36m/s でショットしてもスピン量が 5~6%の減少しているのが興味深いデータです
少しスピードを上げて振ってみましたが、41m/sではさすがにフックが強くなりました
36m/s 位でのショットでは、方向性はすごく安定して距離も出ています。
■ おすすめのゴルファータイプ
DGを使用していて重く感じてきたゴルファー。 #7~PがDGの撓り感で安心です!
中~先調子系の軽量シャフトを使用してスピンで飛距離をロスするタイプは飛距離UPに
ヘッドは今回装着のRomaRo MC 同様、ハーフキャビティや
重心距離の長くないモデルがマッチしていい感じですね
P.S. 相変わらずRomaRo の軟鉄アイアンの打感はGOODです 9月6日 Dr. K